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エゴは集団化する

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弱者が生き残るためにはどうするか?

人は一人では生きていけない生き物です。
エゴは欠乏が基本性質なので、弱く、不安な生き物です。

弱くて不安な生き物が生き残るためにはどうする必要があるでしょうか?

弱者は群れることで生き残ろうとする

動物社会では例えばライオンなどから狩られる立場の動物は、群れることで対応します。

人間も同様で群れるというプログラムがあります。
集団化するということです。

どんな集団になるか?

小さな集団は「家族」という単位です。

学生であれば「同じクラス」、会社員であれば「同じ会社」、何かのクラブに入っていれば「同じクラブ」という単位になります。

大きな集団は「村」「街」「市」「県」「国」「地球」というようになります。

集団になることのメリット

集団になることで大きなメリットがあります。

効率化

集団化の大きなメリットは何をするにも効率的にできるということです。
一人ひとりバラバラで活動するよりも、集団で別れて活動したほうが効率的です。

集団にはルールが必要

集団になるとルールができます。ルールなしでは非効率になります。

行為と罰が明文化されたのが法律と言えるでしょう。法を犯すと罰を受け、罰金を払うか、刑務所に入れられます。
集団に害を及ぼす影響が強いほど、罰は大きなものになります。

価値観というルール

とはいえ、ルールが厳しすぎるとかえって非効率になります。箸の持ち方まで法律で決まっていたとしたら窮屈でたまらないでしょう。

では、大部分のルールは何で決まっているかというと価値観です。

たとえば、箸の持ち方というのはマナーですが、これは価値観の一種です。

挨拶をするとか、人が嫌がることをやらないとか、人に暴言を吐かないとか、不倫をしないとか、倫理的なことも価値観の一種です。

価値観は集団によって変わる

この価値観は所属している集団によって変わります。

基本的には集団に利益をもたらすものを尊び、集団に害をもたらすものを罰するような価値観になっています。

集団の中の個人は価値観の善悪で行動する

集団に所属する個人は、集団の価値観に影響されて、よいことに取り組み、悪いことをやらないようにしたり、悪い人がいたら批判するようになります。

集団ごとの競争

この価値観があるので、集団は効率的に発展していき、競争相手がいる中で生き残ることができます。

生き残るということが前提にあるので、異なる集団はライバルになります。ライバルとは戦い・競争です。

国や企業は経済戦争

昔は国や民族同士の戦いでした。
今は国の戦争はほとんどありませんが、国が経済を競ったり、企業同士の戦いという形に変わっています。

集団内で評価される人

会社の中で評価されるのは、会社に価値をもたらす人です。
逆に会社をクビになるのは、会社に害をもたらす人、貢献できない人です。

会社だけではなく、集団に価値をもたらすことを善しとし、迷惑をかけることを悪しきとします。

エゴはこういうルール、すなわちプログラムを持っています。

会社内での価値観例

このルールは細かく言えば、たくさんあります。
会社に迷惑をかけないということであれば、たとえばこんな価値観があるでしょう。

「遅刻しない」「勤務態度が良好」「他の社員と調和が取れる」「他の社員を蹴落とさない」「勤務時間にサボらない」「会社の資源を私的に使わない」「服装のルールを守っている」「丁寧な言葉遣い」「自分の能力やスキルの向上を目指す」「会社への貢献を目指す」「会社愛を持つ」「部下の能力を向上させる」・・・

まあ、たくさんありますね。
大きくまとめると、集団貢献をしようとするプログラムということになります。

個人は集団貢献という名の競争を強いられている

個人は集団での競争、集団内での競争に精を出しています。
個人でやっていることであれ、いかに集団の利益を上げるかが重要だと考えています。

他にもエゴのプログラムはありますが、一つずつ紹介していきます。

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