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エゴは勝とうとする

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私たちが生きている社会は、エゴベースの社会なので、エゴのあり方が反映された社会です。

エゴは基本空っぽで弱い存在で、何とか大きくなろう、存在を強めようとします。

エゴは勝ちたがる

エゴは勝つということをとても気にします。
負けるというのは「価値を失うこと」につながるので、とにかく嫌がります。

人々は勝ち組を目指す

勝ち組、負け組という言葉があります。

私たちは人生の勝ち組を目指します。

負け組になることを恐れます。

勝ち負けの定義は価値観による

勝ち組、負け組の定義は人それぞれです。人の価値観によって違います。

ある人は、結婚するしないを勝ち負けの定義にしていたり、正社員かどうか、年収がいくらかなどを勝ち負けの定義にしたりします。

勝負の代表例がオリンピック

勝つことが素晴らしいという価値観の代表がオリンピックです。

国の代表として勝つこと、金メダルを取ることが求められます。

オリンピックに出場する選手は国の代表者で、そこに金メダルをもたらすことは、国の価値を上げることにつながるので、国中から称賛されます。

競争社会

勝つことが美徳、負けることはダメという価値観は、今の社会を動かすエネルギーにもなっています

「競争」が起こり、競争によって成果を上げようとします。

人々は一生競争

企業による社会活動は、経済競争と言えます。
学生は学業競争をしています。
スポーツ選手はスポーツ競争をしています。
国は国力競争をしています。
人は価値を上げる競争をしています。

競争が社会を動かすエネルギー

この競争によって、社会が動いています。

つまり、この社会は競争社会ですが、この原理が至るところにはびこっています。

競争は効率性・生産性を高める

競争は、効率性を生みます。生産性を高めます。
競争による楽しみもありますね。

競争するから疲れる

競争によるデメリットもあります。

それは皆さんお分かりのように、疲れるということです。
毎日競争させられたんじゃあたまったものではありません。

だから、多くの人が疲れています。
学生は勉強することに疲れ、社会人は働くことに疲れています。

競争を止められない理由

でも、止められません。

負けるともっと苦しむと信じているからです。

負けて存在価値がなくなったり、負け組になって嫌なことに我慢してでも生きていかないといけないようになるくらいなら、競争しているほうがまだマシなんです。

競争中はハートが見えない

勝ちを求め、負けを恐れ、競争というプレッシャーの中でがんばります。そこにハートが入る余地などありません。

自分がしたいことよりも、勝つこと、負け組にならないことを優先します。

だから、ハートで生きられないのですね。

競争が悪いわけではない

ボク自身の反省ですが、ボクは競争をすごく嫌っていました。
なぜかというと負ける人がかわいそうだったからです。

エゴの同情愛ですね

だからわざと負けることもしていました。
でも、負けるのも嫌なので、勝負事、競争を避けるということをやっていました。

そして、競争社会に対する嫌悪感もあったので余計競争を「悪」としていたのです。

そうすると、競争を避けるため、切磋琢磨しあうこともやってきませんでした。
これは私にとって大きな損失だったと思っています。

ハートを見失って競争ばかりに熱中しているのは問題ですが、かといってゼロ百思考(白黒思考)で、競争を否定するのも問題です。

私の場合は、前者でがんばってきて、そこから後者になって、だいぶ経って「あれ?これも違うぞ」と気づいたわけですが、ぜひ皆さんは、早く気づいてもらえればと思います。

競争も尊重し、協調することや勝ち負けにこだわらず楽しむというハートも尊重し、両方できるのが無条件ですね。

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