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感情エネルギーを捉えること
感情を感じるときに意識してもらいたいのが、感情エネルギーを感じるということです。
- 感情を感じる
- 感情エネルギーを感じる
この2つの違いを理解し、感情エネルギーを感じることを意識してください。
感情エネルギーには無意識の状態が普通
たとえば、怒っているとき、怒りの感情を感じています。
ですが、たいてい怒りの感情エネルギーは意識では捉えておらず、ただ怒りのエネルギーが出ている状態です。
怒りのエネルギーに巻き込まれ、それが行動や思考として出ているだけです。
これは普通の状態です。
ですが、この状態では感情エネルギーを消化するのがかなり非効率になっています。
どうせならもっと効率的に感情エネルギーを解放したいでしょう。
このコツが感情エネルギーを捉えるということです。
感情エネルギーを感じるレッスン
少し体感してみましょう。
①感情を伴った過去の出来事をイメージする
快の反応でも、不快の反応でもどちらでも構いません。
快の反応であれば、最近のうれしかった出来事を想像します。
不快の反応であれば、最近の嫌な出来事を想像します。
最近でなければ昔のでもいいです
②身体の内部で生じる反応を探る
出来事を想像すると、身体に反応があるはずです。
胸が締めつけられるような反応とか、みぞおちに軽い痛みが出たり、お腹の奥に感覚を感じたりします。
快であれば、胸が温かく広がる感覚とか、頭がポワーッとする感覚などを感じたりします。
この感覚と共に、感情も表れます。
感情は言葉で表現しにくいようなものかもしれません。
この感情と身体に表れた感覚が「感情エネルギー」です。
この感情エネルギーを感じられると、解放するのは葛藤がない限り容易です。
葛藤があるといくらワークしても解放できません。葛藤とは相反する思いや感情がある場合です。例えば「怒り続けるのはしんどいから許したい。でも許すとみじめで負けた感じがするから嫌だ」みたいに一方に決められないときは感情エネルギーの行き場がないので解放できません
この感情エネルギーを感じることが、ここで言う「感情を感じるレッスン」です。
感情を感じることは泣くことではない
感情を出すとは必ずしも泣くことではありません。
他者に怒ることではありません。
怒りを表現することではありません。
そうではなく、感情エネルギーを感じることが重要です。
極端な話、感情エネルギーさえ感じられていれば、自然に何かをしながら感情解放できるようになります。
まあ、そこまで至るには時間がかかりますし、そこまでならなくてもよいのですが、要は感情エネルギーを感じることが大事だというです。
ぜひ感情エネルギーを感じられるレッスンをやってみてください。