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女性A「息子が結局慶應に行くことになったのよ。医学部だから許したけど」
女性B「まあ、いいじゃない。うちは東大だけど文系だから。」
男性C「二人ともすごいじゃない。オレはそんないいところに入れなかったから財務省に入るのに苦労したよ」
カツオ
カツオ「なあ、あの3人の会話、ひどくねーか。あれってどうしてそうなってるの?」
robo
robo(AIアシスタント)「マウントの取り合い。価値の獲得」
カツオ
価値の獲得ってどういう意味だよ
robo
外側の価値を自分にくっつけて、あたかも自分が価値があるかのように振る舞っている
カツオ
なんでそんなことするんだろうね
robo
本来人間は皆素晴らしい存在。彼らはそれを認識していない。自分を空っぽだと信じている
カツオ
空っぽだから価値を生めようとしているわけね。オレはあいつらみたいになりたくねーなー
robo
カツオも同じ
カツオ
えっ。どういう意味だよ
robo
自分を空っぽと信じているのは同じ。カツオは彼らとは違う価値を身につけようとしているだけ。表向きはマウントを取らないが、内心ではマウントを取っている。表に出していないだけタチが悪いとも言える
カツオ
ううっ!痛いとこ突くねぇ
robo
自分の存在の誤解を解かない限り、価値の獲得は止まらない
カツオ
どうやって誤解を解けばいいんだよ。というか、自分が空っぽだなんてオレは思っちゃいないよ
robo
本音を探ること
カツオ
どういう意味だ?
robo
彼らの会話は本音を無視している。彼らの本音を推測してみること。どうして彼らはマウントを取ろうとしているのか?
カツオ
本当は自信がないとか?
robo
そう。本当に自信がある人は自慢しない
カツオ
すごいって褒めてもらいたいのかな
robo
褒められるとドーパミンが出る。うれしくて気持ちいい。彼らはドーパミン中毒になっている
カツオ
なるほど、ドーパミンでコントロールされて、自慢せざるを得ないってわけか。まあ、本人も本当は自慢なんかしたくないと思っているかもね。ところで、褒められたら本来自信がつくはずなんじゃないの? どうして褒められても自信にならないの?
robo
カツオはゴルフがうまいねと褒められて自信になるか?
カツオ
ゴルフ下手なのに褒められても自信にならないよ
robo
それと一緒。彼らは本音は自信がない。だから褒められても心のそこでは納得していない。だから本当の自信にならない。一時的なもの。ドーパミンで気持ちよくて、そのときは高揚感で自信がある。それが切れるとまた褒められたくなる。だから中毒
カツオ
なるほど、ドーパミンで短期的に自信がある状態になっているだけね。ドーパミン欲しさで短絡的に動かされているだけだとしたら主体性が失われるね
robo
そう。では彼らの実態は?
カツオ
自信がなくて、劣等感を抱えているということだね
robo
そう。それが実体
カツオ
ボクは自信がないです、満たされてません、承認してくださーい、愛が欲しいでーすって感じかぁ。でもさぁ、じゃあ、どうやって自信をつければいいんだよ?
robo
自信をつけるために他者承認が悪いわけではない。でも、自分で否定していることを他者から承認されても自信はつかない。だからまず自己承認。自己承認しているものに他者承認があれば自信がつく
カツオ
だけど、自己承認できないから悩んでいるんだよなぁ
robo
自己承認は難しいことじゃない。無条件で承認してあげればいいだけ。本当は何も制限がない。でも何か価値がないと承認できないと自分で制限している。これを外すこと
カツオ
まあ、そうなんだろうけど、なかなか難しいんだよね
robo
自分の本音を探って、それを承認してあげることをやってみたら。人間は本音を二重三重に隠している。本音に気づいたらそれを一つひとつ認めてあげること
カツオ
それがさぁ、本音が分かんないんだよね
robo
カツオの本音はカツオにしか分からない。本音が分からないのは「こうあるべき」とか、他のことに意識が向いているせいだ
カツオ
確かに自分の本音はオレにしか分かりっこないよね。本音を探るヒントはないの?
robo
自分の本音は何だろう?と意識することが大事。そのとき静かな空間で内面を探るといい。体の感覚を感じながら探ることが重要。そして、本音は恐れに隠されているから、まずは恐れを認めること。恐れがあれば恐れを十分に感じること。最後に四の五の言わずやってみること。やってみてもスムーズにはいかないことは保証する。それでも試行錯誤で本音を探ること。分かったときはスッキリする
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