感じることのレッスンで最もオススメするワーク
感じる力を高めていく上で、最もオススメする入口が体感覚を感じることです。
体感覚に敏感になっていくと、さまざまな恩恵を得ることができます。
恩恵を書いていくとキリがないくらいあるので割愛します。
皆さんで体験してみてください。
体感覚とは身体の内部感覚
体感覚を感じるとき、たいていは身体と何かが触れたり、圧になっていたりする感覚や、肩や腰の痛みといった感覚です。
それらよりも普段気づいていないような身体の内部感覚に気づいてください。
意識すると感覚があるのに気づく
足に意識を向けてみてください。
すると、足のどこかに今まで気づいていなかった感覚を感じるでしょう。
右ふくらはぎになんか感じるとか、左ももに感覚を感じるといったようなものです。
そこに気づけた時点で、今まで無意識でスルーしていた感覚に気づけたことになります。
これが気づき力のアップにつながります。
足だけではなく、上半身全体や、みぞおちや胸、喉といった一部に意識を向けてみて、そこにある微細な感覚を感じていきます。
この感覚に敏感になっていくことが、体感覚を感じるレッスンです。
不快な感覚を排除しようとしないこと
このとき、身体の感覚を不快だから排除しようとしないでください。
エゴは不快なものをすぐに排除しようとするので注意してください。
排除することが目的になると、排除するエネルギーに巻き込まれている状態になります。
それは「気づいている」状態ではなく、エゴに巻き込まれている状態です。気づきから遠くなっていることに気づいてください。
排除しようとするエネルギー(衝動、思考)があれば、そこに気づき続けてください。
そこに余計なエネルギーを注がないでください。
そして、体感覚に意識を向けることに集中し、微細な感覚をただ感じ続けてください。
レッスンを続けると感覚が研ぎ澄まされてくる
このレッスンを続けていくとだんだん身体の感覚に敏感になってきます。微細な感覚を捉えられるようになります。
1日2~3分程度で構いません。
時間を取ってやってみてください。
このワークは日常生活を送りながらやっていくよりも、集中した時間を取ったほうがよいでしょう。
静かな環境で、目を閉じ、身体の一部に意識を向け、その感覚をいかに微細に捉えられるかを感じていきます。
思考はすべてスルーして、体感覚に集中していきます。
あまり長い時間続けないでください。
短い時間で構いません。短い時間でも毎日続けることが成果が出やすいでしょう。