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気づく目的は?
気づく目的はエゴプログラムの無意識活動(自動化)に気づくことです。
エゴプログラムを知れば気づきやすくなる
エゴプログラムに気づきやすくするために、エゴの性質を詳しく説明しています。
性質を知っていれば、大変な状況になる前に気づけるはずです。
エゴプラグラムを知っていないとエゴに気づくことは相当困難です。
気づくレッスン
まずは気づく練習から始めます。
瞑想が好きな人は、瞑想のワークをやっていくことを手始めにしてもいいでしょう。
できれば、思考に気づいてほしいのですが、思考に気づくことがはじめは難しければ、体感覚に気づき続けたり、他の五感に気づき続ける練習をするのもよいでしょう。
もし、マインドフルネス瞑想に関心がある方はそちらをやってみるのもよいと思います。
音に気づく
たとえば、音に気づき続けるレッスンであれば、1分間ほど時間を取って、音を意識的に聞いていきましょう。
思考が出てきて、思考のほうに注意が行ってしまい、音を聞くのが無意識になってしまうこともはじめは当たり前に起こります。
呼吸に気づく
呼吸に気づき続けるレッスンは、古典的なレッスンです。
鼻から息を吸い、息を出し、鼻に当たる感覚や胸や身体が動く感覚に意識的に気づき続けます。
食事に気づく
食事を味わうレッスンもいいですね。
私たちは食事を無意識で食べています。味覚はあるので味を感じていますが、味わってはいません。かなりの味覚・触覚情報が失われています。
ゆっくり意識的に食べてみてください。箸を持つ感覚を感じながら、ご飯やおかずを口に入れて、意識的に食べてみてください。いかに普段味わっていないかが分かるはずです。
食事をずっと味わい続けるのが大変であれば、はじめの2~3分だけでもいいのです。
習慣が大事です。
飲むことに気づく
飲み物を味わうということもいいですね。
せっかくなら好きな飲み物で楽しみましょう。
コップを持つ感覚からしっかり意識して、唇にコップが触れる感覚、飲み物が口の中に入る感覚、喉を通る感覚、胃に落ちていき広がっていく感覚、それらを味わいながら意識し続けてください。
やりやすいものや楽しめるものをやってみてください。
思考に気づく
思考を意識するレッスンは不可欠です。
はじめは、1分程度で構いません。
時間を取って思考に気づき続けてみてください。
気づくレッスンを目的・苦行にしない
大事なのは、苦行にしないことです。
期待しないことです。目的化しないことです。
エゴはがんばって達成するという苦行をやりがちです。
エゴは目的を持ち、達成しようとします。
エゴは未来の期待をし、その期待通りにしようとします。
そうすると、うまくできていないことに不満を感じます。
不満・葛藤のエネルギーが生じ、気づくレッスンが苦しいもの、つまらないものになってしまいます。
目的を作っていたら手放す
- 達成しようとしているのに気づいたら手放してください。
- こうなれるはずだという未来イメージを持っているのに気づいたら手放してください。
気づくことは喜び
ただ、気づくことを味わってください。楽しんでください。
気づくことは楽しいことであり、それそのものが喜びであることを思い出してください。
気づく力が上がると簡単にできるようになる
気づく力が上がれば、思考、体感覚、音、見ているもの、呼吸などに同時に気づけることができるようになります。
思考や体感覚に気づくことが自然になり、苦もなくできるようになります。
気づく力が上がるとエネルギーに敏感になる
気づく力が上がると、いろんなことに敏感になります。
エネルギーにも敏感になります。
ネガティブなエネルギーやポジティブなエネルギーを感じやすくなります。
気づき力が上がるから苦しむのではない
気づいたら手放せるので、それは好都合です。
気づけないと、どんどんたまっていきます。
気づき力が上がるから苦しむのではありません。
ただ、苦しみが分かっていなかっただけの話です。
あるいは、気づかないうちに無意識に押し込めていただけの話です。
そうするとネガティブなエネルギーがたまり、心身に悪影響が出ます。
そして、その状態は対処が簡単ではありません。
気づき力が上がれば簡単に手放せる
ゴミ屋敷を掃除するのは困難です。大変すぎて掃除をしようとする気が起こりません。いったん、掃除をし始めても困難続きです。
でも、ホコリが出ているくらいなら掃除機をかけたらおしまいです。
簡単です。
気づき力を上がると、ホコリの状態で対処できるので、簡単に手放すことができます。
ぜひ気づき力を上げてください。