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思考に気づくとは?

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「思考に気づく」というのはどういう状態かをこの記事で詳しく説明します。

この記事は何度も読んで、試して、しっかり腑に落としてください。

実は気づいていない状態を「気づいている」と勘違いしているケースもよく見られるからです。

思考に気づいている状態を説明する前に、まずは思考に気づいていない状態を説明します。

思考に気づいていない2つの状態

思考に気づいていない状態とは主に2つです。

  1. 思考に同調している
  2. 思考に対立している

大前提として、思考をキャッチ(受け取り、意味を捉えている)しています。

思考をキャッチして、その思考に同意するならば「同調」し、その思考に反対するならば「対立」します。

同調の例

思考ではありませんが、例として、誰かからこう言われたとします。

バカ

これに対して、次のように反応するのが同調です。

「そうなんです。私はバカなんです」
「私に言っているんですか?」
「この人何を言っているんだろう?」
「私が何かしたのかな?」
「えっ・・・固まる」
「・・・怒りなどの感情が湧く」
「・・・身体の一部分が熱くなったり、反応が起きる」

対立の例

次のように反応するのが対立です。

「バカじゃないし」
「ハァ~、ケンカ売ってんのか」
「なんだこの野郎!」
「・・・無視」
「おまえの方こそバーカ」
「・・・中指を突き上げるジェスチャー」
「オレは偉いのに何言ってんだ、分かってないな」

思考に同調するとは?

思考に同調するとは何かというと、その言葉に無意識で反応することです。

反応する前に、キャッチします。
キャッチするとはその言葉を信じ、リアルに受け取っていることです。

別の言葉で説明します。

言葉を投げかけられたとき、音として認識します。
音にイメージや意味を瞬間的に引き出し、思考やイメージとして現れます。
そのイメージや意味を持つ思考を捉え(これがキャッチ)、そこに反応(これが同意・反発)します。

キャッチした結果、同意したり、反発したり、無視したりなどが生じます。

反応している状態は、気づいている状態ではありません。
思考に巻き込まれている状態です。

思考をキャッチするのは避けられないかもしれません。キャッチした後で同調・反発する前に「気づき」、同調・反発せずにキャッチした思考をただ流している(眺めている)状態が、思考に気づいている状態です。

気づいている状態とは?

気づいている状態とは「バカ」と聞こえたとき、「バカという音が意識の中に存在している」と気づいている状態です。

「バカという音が聞こえる」
「バカという思考がある」
「バカという思考が流れている」

これは思考に同調していないのです。

この違いを理解してください。

ハートの人は「バカ」という言葉を捉えて反応しないわけではありません。反応しても、それを捨てられる人です。
そのため、バカと言われたことをいつまでも引きずっていません。
エゴはいつまでも執着し、相手にそのイメージをくっつけて見ます。だから相手を見るたびに嫌な反応が出るのです。
ハートの人は相手を新鮮な目で見ることができる人です。

思考に飲み込まれている状態

分かりやすく誰かの言葉にしましたが、思考に置き換えてください。

意識の中に思考はたくさん生じます。
この思考をいちいち信じて(キャッチして)、いちいち同調・対立している状態が、思考に無意識に飲み込まれている状態です。

私たちは起きている間のほぼすべての時間を思考に無意識に飲み込まれている状態であることが分かるでしょう。

思考に気づき続けている状態

気づいている状態は、思考を自分のものだと受け取っていません。
意識の中に思考が走っているとただ気づき続けている状態です。

キャッチ&リリースでもよい

普段の思考であれば、ただ気づき続けることができると思いますが、問題を抱えているときやネガティブな感情があるときは、ただ気づき続けることは難しいかもしれません。

そのときは、いったん思考をキャッチして、手放してあげるとやりやすいでしょう。

たとえば、「あの仕事したくないなぁ」という思いが出たとき、「そう思っているんだね」と心の中で言って、手放します。
いったん、きっちり受け止めてあげて、手放すというやり方で、かなり丁寧なやり方になります。
手放すのは空間に手放してもいいですし、川や滝などに手放してもいいです。
イメージしなくても構いません。

慣れたらキャッチ&リリースしなくても、気づき続けることができるようになると思いますが、はじめのうちはキャッチ&リリースのほうがやりやすいかもしれません。

同調・対立すると思考の連鎖が始まる

思考は言葉・文章といった形で生じますが、言葉は意味を伴うものなので、同時に意味を表すイメージや連鎖的な言葉が出てきます。

キャッチし、同調・対立すると、思考の連鎖が始まります。

思考にエネルギーを与えている状態

同調・対立しているとき、ハートシフトでは「思考にエネルギーを与えている状態」という言葉を使っています。

これからもこの言葉を使うと思いますので、覚えておいていただければと思います。

思考にエネルギーを与えるとは、文字通り、思考を存続させるエネルギーを与えている状態です。
その思考が存続している状態が続いていくことになります。

思考に執着して、どんどんその思考が膨らんでいく状態です。

思考に気づいているときは思考は自然消滅する

一方、思考に気づいているとき、思考と同調・対立していないので、思考にエネルギーを与えていません。
そのため、思考のエネルギーはすぐに自然消滅します。

これをマスターすると癒しがグンと加速します

この状態をやり続けることが、思考に気づくということです。

はじめのうちは同調ばかりだがめげないこと

気づく練習をしていくと、はじめのうちは必ず同調、対立します。

ある程度同調した後で、気づきます。

「雨が降りそうだ」(キャッチ)
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「傘がない」(同調)
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「買うのももったいないな」(同調)
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「あっ、思考に同調してた」(ようやく気づく)
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「・・・買うのももったいないという思考が流れている」(気づいている状態)

こんな感じでいいです。
はじめは思考のどこかで同調していることに気づければ御の字です。

まずはこのステップを目指しましょう。
このステップにたどり着けるだけでかなり楽になるはずです。

いかに無意識に思考に巻き込まれているかに気づくことでしょう。

だんだんと思考に気づくことが容易になってきます。

同調が悪いわけではない

起きている間中、気づくことを目指さないでください。
それは無理です。

同調することを楽しむ時間もあっていいのです。
映画を見ているとき、熱中しないとつまらないでしょ。

同調しかしていないことが問題であって、同調がいけないと言っているわけではありません。

まずは集中して目を閉じてやってみる

まずは1分間気づく練習をしてみてください。
これだけでもかなり同調しているはずなのでよいトレーニングになると思いますよ。

はじめのうちは日常生活で思考に気づくのは大変なので、目を閉じて集中して思考に気づいてみてください。

ある程度慣れたら、日常生活で何かしながらでも思考に気づけるようになるので、その練習をしてみてください。

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