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宝を見つけ、宝を手放す

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エゴは正しい答えを見つけようとする

エゴの性質として、善悪思考があります。
正しい答えを導き出そうとする性質です。

エゴは葛藤を嫌います。
葛藤がある状態が不快なので、答えを導いて、スッキリさせようとします。

答えが見つかるとスッキリします。

エゴは正しい答えを握りしめる

そして、今度はその答えにしがみつくようになります。
その答えを振りかざしてしまいます。

信念も答えの一つです。

正直になるべきという例で考える

たとえば、隠すことと正直になることで葛藤したとします。
このとき、正直になってしまえば失うものが大きく、隠さざるを得ないと考えて、隠したとします。
そのことで、嘘に嘘を重ねることになり、泥沼にハマってしまい、最悪な状態になったとします。
この教訓から、「正直になるべき」という信念を持ち、それを大切にします。

この信念で行動して、うまくいく経験をします。
ところが、うまくいかない経験も出てきます。
隠したほうがよい場面でも正直になりすぎてしまいます。

どんなときも通用するような正しい信念は存在しない

「正直になるべき」という信念は大切です。
特に今の時代は隠すことが難しくなっているので、特にその重要性は分かります。
しかし、いつでも正直になればよいわけではありません。
隠すことも必要です。

「こうあるべき」を手放そうというメッセージの真意

「信念を手放そう」というメッセージがあります。
答えを握りしめず、手放すことが大事だというメッセージです。

エゴは善悪思考なので、「信念を作る」「信念を手放す」のどちらかしか使えません。
「信念を手放す」を採用すると、今度は「信念を作る」ことを否定してしまうのです。

しかし、信念はとても大切なものです。
信念というのは、「こうあるべき」というものですが、これは判断の基準となるものです。

それがなければ、判断できません。
判断基準抜きに、すべてをゼロベースで判断するのは無理ですし、非効率です。

判断基準は必要で、そのために、法則とか、ルール、信念は不可欠です。

「こうあるべきを手放しましょう」というのは、「こうあるべきを作るな」というわけではなく、「間違ったこうあるべきをなくそう」というものでもなく、「こうあるべき」を握りしめたままで不都合なことが起きているときに、手放すことが必要だということです。

「信念を作る、手放す」の葛藤を解消する

信念を作る、手放すの葛藤を解消するために、私がクライアントさんに説明したのは、筆箱とペンを例にしました。
とっさに思いついたのですが、理解の参考になればと思います。

あなたは、葛藤の結果、ある答えを導き出したとします。
気づきや学びです。
このとき非常にスッキリします。
気づきや学びを「赤ペン」にたとえます。
これはあなたの宝物です。

そして、エゴはこの赤ペンを握りしめます。
いつでもどこでも赤ペンを握りしめたまま、動いています。
どんなときも、赤ペンで書きます。
これが問題なのです。

臨機応変に最適なものを使いこなす

赤ペンを見つけることは悪くありません。よいことです。
そのあとで赤ペンをずっと握りしめているから苦しくなってしまうのです。

赤ペンを見つけたら、赤ペンを手放し、筆箱に入れましょう。
「赤ペンを捨てろ!」と言っているわけではありません。

赤ペンが必要なときに、赤ペンを出して使い、黒ペンが必要なときには、黒ペンを出して使うことです。

信念があることが悪いわけではありません。
どんな場面でもその信念に基づいているから問題なのです。

臨機応変に、最適なものを使いこなしたほうがよいのです。
そのために、握りしめず、手放すことが大事です。

エゴの性質を認め、受け入れる

エゴは、ペン(答えや法則や信念など)を見つけようとします。
エゴのこの性質を否定してしまうと、答え探しまで否定してしまうことになります。
答えを見つけること、善悪思考であることを受け入れます。

ペンはどんどん増えていきます。
それを握りしめるのではなく、手放して、筆箱に入れる。
そして、ペンを使う。
ペンを探して新たなペンが見つかる。

この繰り返しです。

繰り返しを腑に落とす

そして、この繰り返しから抜け出すことを求めるのではなく、この繰り返しであることを自明として受け入れるのです。

これを当たり前のことだと腑に落とすことが重要です。
これは難しいかもしれません。時間がかかると思います。

太陽が登って沈むことの繰り返しは自明です。
これをただ認めて、これに応じた生き方をしていけばよいのです。

思考や感情からの自由

これが腑に落ちたとき、あらゆる信念を大切だと分かり、あらゆる信念を使いつつも、あらゆる信念を握りしめないことができます。
このとき、思考からの自由を達成するでしょう。

思考に使われる側ではなく、自分が思考を使える側に立ちます。
感情も同様です。

思考や感情に支配されるのではなく、思考や感情をコントロールする側に立っていることが大事です。

エゴからの自由

エゴも同様で、エゴに支配されるのではなく、エゴをコントロールする側に立つことが重要で、そのためには、自分のエゴとエゴの性質を受け入れることが必要です。

葛藤を解消しようとするエゴの性質を認めます。
葛藤を解消するとき、答えが出ます。
その答えは、あなたの宝物です。
経験値です。あなたが人生の葛藤の結果見つけたルールや学びです。

しかし、宝物は宝物庫にしまっておきましょう。いつでも使えるようにしておきましょう。
宝物を握りしめたままにしないことです。
また、宝物を守ることにエネルギーを使わないことです。
宝物がなくなったとしてもよいのです。
また見つければよいのですから。

宝探しが終わるような究極の宝物を探そうとするのは、太陽が昇ることを止めようとするようなものです。

繰り返しであることを認め、受け入れ、感謝し、喜び、楽しみましょう。

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