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ハートは執着しない

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復讐にとらわれるケース

何かに執着しているとき、その執着しているものにとらわれます。

エゴはいろいろなものに執着しますが、分かりやすい例として復讐に執着しているケースを挙げましょう。

サスペンスドラマでよくある例ですが、理不尽に愛する人を殺され、殺した人を探し、復讐するために生きるケースです。

執着しているもの

このとき、何に執着しているでしょうか?

  • 愛する人を殺されたこと
  • 殺した犯人を探すこと
  • 殺した動機(殺された理由)
  • 殺した犯人に復讐すること
  • 愛する人

犯人のことばかり考える

執着しているとき、行動の優先が執着対象になります

犯人のことばかり考えていることになります。

犯人を見つけること、捕まえること、復讐することにエネルギーを費やしています。

犯人のことは憎くて仕方ないので、犯人のことをイメージすると憎しみや怒り、不快な感情が湧いてきます。

過去の思い出にも執着している

愛する人のことも執着しています。愛する人を思い出すと、素敵な思い出を思い出すと同時に、それを失われ、二度と味わえない悲しみが湧いてきます。

愛する人のことを思い出すとき、過去のイメージに執着しています。
過去の感情に執着しています。

未来のイメージにも執着している

犯人のことを考えるとき、未来のイメージに執着しています。
未来に必ず犯人を捕まえ復讐するというイメージです。

この人は常に不満です。
なぜなら、まだ犯人に復讐できていないからです。

常に苦しい状態

この人は常にネガティブな感情を抱えています。
執着しているものを思い出すたびに怒りや悲しみが湧き起こるからです。

だんだん感情が麻痺してくるかもしれません。
そうなると、この人は無表情になり、喜怒哀楽が薄くなります。

執着が強いと今の幸せを見失う

これは執着の例ですが、極端に執着が強いとこうなります。

執着が強ければ強いほど、今の幸せを見失います。

ハートは過去を握りしめない

ハートは過去のイメージを握り締めません。

愛する人が殺されたとき、思いっきり悲しみます。
思いっきり怒ります。
思いっきり落ち込みます。
瞬間瞬間の感情に素直に従います。
落ち込むだけ落ち込み、過去を手放します。

部長の地位にしがみつくと

別の例を挙げましょう。

部長の地位に執着している人がいるとしましょう。

部長になるために相当な努力と犠牲を払ってきました。
ようやく念願の部長になることができました。

この地位は決して手放したくありません。

地位を脅かす人が入れば排除しようとする

課長で有能な部下がいます。
この部長は、課長に脅威を感じて陥れます。

若く、平社員で有能なのはよいのですが、自分の地位を脅かすような者は排除したくなります。

あるとき、部署で大きなミスが発覚しました。本来ならば責任者のこの部長が責任を取るべき事態ですが、この地位に執着しているのでミスを隠蔽します。そして、隠蔽の責任を部下に押しつけます。

このように執着すると、弊害が起きます。

執着=固執、こだわり

執着というのは、固執することです。
そこに強くこだわるということです。

こだわりはよい面もありますが、こだわりが強く執着になると柔軟性を失います。
極端になりがちです。

ハートは自然そのまま

エネルギーは自然に流れるものです。
自然に移り変わるものです。

自然にはリズムがあります。
朝昼晩、春夏秋冬などがあります。

執着は自然のリズムを滞らせます。

だから弊害が生まれます。

ハートは自然のままそのものです。

何かに固執しません。

自然のまま手放します。

だから常に自由です。
今の幸せを感じることができます。

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