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エゴの幸せ
皆さんの幸せって何でしょうか?
エゴの幸せはいろいろあります。
達成感
一つは達成感です。
すごくがんばってやりきってそして達成し、称賛されるとすごい満足です。
代表例が、オリンピックの金メダル、スポーツ大会での優勝、志望校の合格、仕事のビッグプロジェクトの成功などです。
がんばったり、苦労した度合いが強いほど、満足感も強いですね。
恋愛
他には恋愛もそうですね。
好きな人ができて「好きだ」と思っているときの感覚。そして、それが実ったときのうれしさ。付き合い始めのトキメキは幸せですよね。
熱中できるときなど
あとはどんなものがあるでしょう。
旅行に行って非日常を味わっているとき
ドラマやアニメなど熱中できるものを見ているとき
ゲームなど熱中できるものをやっているとき
温泉に行って、ゆっくり休んでいるとき
いろいろありますね。
それらはとてもいいものです。
エゴの幸せの欠点
ただ、残念ながら幸せが一時しかないことが問題です。
志望校に受かったうれしさは、1~2週間というところでしょう。
学校が始まるとそれどころではなくなります。
恋愛はそこそこ長く幸せが続きますが、それでもピークは3か月程度でしょうか。
その間も一喜一憂はあります。
エゴは幸せを「がんばって得る」
エゴの喜びって、安心感を得るものや、価値を高めるためのものなので、性質が「がんばって得る」なんですね。
そして得たときに喜び、幸せがあるというものなんです。
その喜び、幸せの時間に比べて、がんばっている時間のほうが圧倒的に長くなります。
人生のほとんどが幸せを渇望している状態
つまり、人生のほとんどの時間が、足りなくて求めていて、がんばっている状態です。苦労したり、我慢している状態です。
エゴで生きている以上、それは避けられません。
南の島的な癒しにあこがれる理由
がんばって、苦労して、我慢しているから、心身が疲れます。
肉体が疲労します。
ストレスがたまります。
だから、南の島的な癒やしにあこがれるわけですね。
「悟空のきもち」というヘッドスパが大繁盛しているようですね。
ヘッドマッサージで気持ちよい体験ができるらしいです。
ほとんどの人が眠りに落ちてしまうようですね。
達成しようとがんばるからストレスで疲れる
なぜ、癒しが必要かというと、疲れているからです。
なぜ疲れるかというと、がんばって達成しようとしているからです。
ハートの人の幸せ
ハートの人は達成ではなく喜びからやる
ハートの人はがんばって達成しようとすることはありません。
ハートの人は何かをやるのは喜びからです。楽しさからです。
お金ではありません。
お金も必要ですが、喜びがなければやりません。
子どもの遊びは疲れない
子どもが水遊びをするとき、まあ飽きずにこんなにできるなというほどやっています。
見ているこっちが疲れます。
楽しいことをやっていると疲れません。
ストレスをためません。
だから、南の島的な癒しは必要ありません。
楽しいことをやっている=幸せではない
ハートの人は楽しんで生きていますが、必ずしも楽しいと思われるようなことをやっているわけではありません。
たとえば、楽しいことの例ではディズニーランドがありますね。
ハートの人はいつもいつもディズニーランドで遊んでいるわけではありません。
そうではなく、日常のあらゆることに楽しさ、素晴らしさを見つけ出すのです。
ハートの人は「今」を味わっている
たとえば、食事にしたって、エゴで生きているときはただ食べているだけです。いろんな思いをつかみながら、無意識で食べています。
もちろんそれでも味は感じますよ。おいしさは感じますよ。
でも、本当の意味で味わっているわけではありません。
思いを外して、ただ、集中して食べてみてください。
一つ一つ味わいながら、ゆっくりかみしめながら、思いを横に置きながら、食事をしてみてください。
今まで全く味わっていなかったことが分かるでしょう。
ハートの人は今に喜びを見出す
ハートで生きる人は、人生に喜びを見出している人です。
「何かをしているからうれしい」という人はエゴの人です。達成や意味が重要なのです。
ハートで生きる人は、あらゆることに美しさ、楽しさ、奇跡を見出します。感動的な人生です。感謝の人生です。
生きることそのものが幸せであり、無条件でただ幸せなのです。
そして、幸せな人が何かをするだけです。