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エゴは存在価値がなくなることを最も恐れる
エゴの三大恐怖の一つが、存在価値がなくなることです。
自己価値がなくなること、劣等感を感じることとも言えます。
エゴは本質的に存在価値がないと信じている
エゴの本性は空っぽなので本質的には存在価値がないと信じています。
でも、それでは生きていけないので何とか存在価値を高め、エゴという存在が必要であることを自他に納得させようとしています。
エゴは居場所がほしいんですね。
そう思うと可愛くないですか。
子どもみたいなもんなんです。
ちょっとこじれて強がったり、いじけたりしているだけなんです。
まあ、こじれ方が極端なエゴもいますけど(笑)
悩みや問題でエゴのこじれ具合が分かる
エゴがこじれちゃうと、それが人生にストレートに反映されます。
なので、人生そのものを見ることでこじれ具合も判断できます。
だから悩みや問題は、エゴの行き過ぎた機能や恐れを見る上でとても役立ちます。
そのため、カウンセリングでは悩みや問題を入口にしています。
ハートで生きる人は価値にも勝ちにもこだわらない
さて、ハートで生きている人は、価値にこだわらない人と言えます。
価値を超越している人と言えます。
さきほど、価値にこだわらないと書いたら、勝ちにこだわらないと変換されました。
これも同じですね。ハートで生きている人は勝ちに執着しません。
価値があるないとかどうでもよくなります。
ハートの反応で選ぶ
ブランド品かどうかは関係ありません。自分がトキメクかどうかです。ハートが反応するかどうかです。
ブランド品であってもいいのです。そういったレッテルにこだわりがなくなるだけです。
ハートの人は仕事を価値ではなく喜びでやる
モノだけでなく、やることや仕事も同様ですね。
ハートの人は喜びでやるので、結果的に価値をもたらすことも多いです。
そして価値をもたらしてもそこに執着しません。
それにとらわれると、ハートから離れることを分かっているからです。
価値をもたらすと感謝ですが、価値をもたらすことがなくとも感謝です。
行動そのものが起こったことがただありがたいのです。
ハートの人は他者承認を求めるための行動はしない
スピリットは無尽蔵の愛の泉とつながっていますので、他者の愛や称賛を求める衝動はなくなります。
それらが喜びにならないのです。
自分が、存在のすべてが、無条件で存在を許されていて、絶対的な価値があること、同時にすべてが価値など何もないことを理解しています。
矛盾することを書きましたのでエゴは混乱するかもしれませんね。
まあ、価値があるないに何の関心も持たなくなるという感じですね。
価値にとらわれると緊張を生む
ご飯を食べるとき、価値があるから食べているわけではないでしょ。
価値にとらわれちゃうと緊張感を生んでしまいます。
ハートで生きる人は、価値を上げようとする衝動がなくなります。
ハートの衝動に従って喜びの人生を送るだけです。
価値を上げるために生きていたことに気づく
価値を上げようとする衝動がなくなると、本当に今まで価値を上げるために生きていたことがよく分かります。
自分の人生を生きていなかったことを痛感します。
ショックで、後悔するかもしれませんね。
でも、それもプロセスですから仕方ありません。
しっかり後悔を感じて、これからハートで生きていけばいいのです。
はじめはハートが弱く、心細いものかもしれませんが、それでも少しずつハートを選んでいけば、ハートはどんどん強くなっていきますよ。